犬も鳴かぬ遠吠え岬・・・のブログ


Mr.Moonの自己満足・憂さ晴らしのための、日記のようなメモのようなヘリクツのような文章を吐き出す頁です
by mrmoont
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新解さんにぞっこん☆ラブ

どうもどうも。2ヵ月ぶりくらいのブログです。

さて。先日やなちゃんが上京してきたときに東京組で集まったのですが、
そのときにフェアリーちゃんから紹介された本が面白かったので、
ちょっと紹介したいと思います。
その本とは…

『新解さんの謎』(赤瀬川原平/著、文春文庫)

新明解国語辞典(三省堂)のあまりのキャラ立ちっぷりに
著者の赤瀬川さんとSM嬢が親しみを込めて名付けた「新解さん」。
どういう内容なのか簡単にいえば、
新明解国語辞典から感じる妙な気配、生々しい感触の実態を確かめようと、
新解さんワールドの奥深くへ踏み入り抜け出せなくなった
勇敢な冒険者たちの物語です(笑)。
辞書にあるまじき過剰なまでのサービス精神、情感たっぷりの文学的表現、
版を進めるごとに工夫を凝らし、深みを増す用例の数々。
“明解”にしようとするあまり、どんどん人間臭くなるというジレンマ。
しかしあえてそれに立ち向かう新解さんがカッコいい(爆)。…辞書ですが。
女性に対する旧時代的な偏見とか、用例から窺い知れる新解さんの苦労人ぶりとか、
数え方や食への妙なこだわりも必見です。

いやもう、会社帰りに電車の中で読んでいましたが、
あまりに可笑しくて読み続けるのを断念したくらいです!!
だって、ひとりで笑ってると怪しいでしょう?
そして家に帰って一気に読み終えてしまいました。
早速、SM嬢こと夏石鈴子さんの書かれた『新解さんの読み方』(角川文庫)を
図書館で予約したのでした。届くのが楽しみだ☆

最後に、少しだけ新解さんを紹介。()内は私の注です。
すなわち:ほかならぬ、その年月日その場所その人である、ということを表す。
 「玄関わきで草をむしっていたのが―西郷隆盛であった」
 (いや、「すなわち」の用例に登場しようとは西郷さんも思うまい。)
あわせて:数量を合計すれば以下のようになる、ということを表す。
 「支払いは先月分と―三千円になる」
 (他にもお金、しかも小額、に関する用例がたくさん。よっぽどお金にはこまっていたんでしょうか?笑)
そうそう:忘れていたことを思い出した時に使う言葉。
 「―、いつかの千円を返してくれないか」(これも、どうして用例にしようと思ったのか、謎。)
てかげん:物の取扱い方のこつ。
 「女学校は初めてなので―が分からない」
 (ホント、一体何をする気?恐ろしい想像をしてしまいますね。殴る気か?つーか、用例として間違えてる気が…。)
ごそごそ
 「いやに―する。タオルにくっついていたのは、キリギリスであった。」
 (これはある意味ホラー。用例としてはかなり特殊な例を持ってきた感が笑えます。)
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by mrmoont | 2007-10-02 13:46 | 映画・本の話

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